空想紅茶 -Kuhsoh Kohcha-
渚十吾
- 2004/9/29
- extra
空と向き合う日に お聴き下さい。2004年、ささやかな7曲。
タイトル曲は大阪の雑貨&カフェ、シャムアに捧げられた、渚・音源史上かつてないコラージュ・トリップ・サウンド。éclairのメンバーが参加した楽曲を中心に、即興meets偶然=曲であって曲でないインスト2曲を含む6thアルバム。ジャケットはオリジナル特殊パッケージ。歌詞カード付き。
Total: approx.22mins
まったく渚 十吾にはあきれる。なんでこんなに年がら年中作品を出すんだ。コメントも品切れだ。しかし空想は広がる。妙な紅茶屋で、1人空想する時にアタマの中で鳴りそうな音楽は、20代の頃の、どうしようもない日々を思い出す。記憶の片隅に摘んで缶にしまっておいたのに、お茶にして突然、どうぞ飲んでくださいと言われたら、飲む、飲むでしょう、それは。 (鈴木慶一)
その純粋無垢なサウンドに、業界内でも隠れファンの多い渚 十吾。彼の2年ぶり通算6枚目のセルフ・プロデュース作「空想紅茶 -Kuhsoh Kohcha-」が9月29日にリリースされる。ここで展開されているのは、フォークトロニカにも通じる生楽器とノイズのやさしいサウンド・コラボレート。リバーブやディレイ多用による心地よいアンビエンスも聴きもので、つぶやくような彼のひだまりに包まれているかのようなサウンドを提供してくれる。偶然性を重視して作られたというストレンジ・チューン7曲をご堪能あれ! (Sound & Recording Magazine 2004.10)