dream window
Orange Cake Mix
- 1999/3/10
- extra
深海の奥底、そこは、宇宙の果てだった。
1996年にリリースしたカセットテープ・アルバム「silver lining under water」の8曲を加え、イメージを踏襲しつつも新曲を中心としたアルバム。4トラックMTR録音にとことん付き合い続けたローファイ感はハイファイと は対極の心地さを体現。ジャケットはデジパック仕様。歌詞カード、対訳付き。
- when summer returns
- maybe it’s all a dream
- void if otherwise unknown
- revelation at 3:33 a.m.
- dream wave tapestry (of stars)
- poem for walrus
- sugar maple
- radio magic static
- dreaming of you
- blissful trip
- versus
- glaze
- long lost
- joy of painting
- sonic surfer 2009 (dreaming in black and white)
- silver lining under water
- she needs space (and time)
- song about floating down the river
- feel your desire
- plastic fish
Total: approx.54mins
インディー界随一の多作家として知られる、米東海岸のボタンダウン野郎、ジム・レオの宅録ユニット。フェルトとドゥルッティ・コラムがオールタイム・ベストという、まさにポスト・パンク世代の繊細で透明なギター・サウンドが魅力です。が、ローレンスやヴィニ・ライリーの毒気やヒリヒリした感覚はなく、よりムーディーで宇宙的な、ニューエイジ一歩手前の音響センスが実に心地よし。たしかこの人、タオイズムに傾倒しているんだよね。 （Marquee 1999.4 梶本聡）
どこから聴いても気持ちいいアルバムっていうのは、ほんとにどこまでも気持ちいい。季節柄、今のようなうららかな陽射しがある時期には、とりわけオススメの1枚だ。歌詞が英語で、仮にその意味が理解できなくても、このサウンドだけでネオ･アコースティックの魅力を十分堪能できるはず。これでこの価格は絶対安いと思う。 （Indies Music Box 1999.4）