le fumalin
Watoo Watoo
- 2001/4/10
- extra
愛する人がいなければ、音楽は存在し得ない。
アルバム・タイトルは何語でもなく、2人の愛する息子Antoineが発明したという、スウィートなネオ・フレンチ・ポップスの決定盤! Gypsophileもギターで参加。ボーナス・トラックとして、過去のお気に入り楽曲をアコースティック・ヴァージョンにて収録。Michaëlによるレコーディング・メモ付き。
- L’attrait
- Un peu plus loin
- Une décision
- L’absence
- Vraiment rien
- Un mot de trop
- A ma place
- Histoire d’ombres
- A still day
- L’univers étrange
- Lore stonep
- Un peu de moi (version acoustique – bonus track)
- The golden castle (version acoustique – bonus track)
Total: approx.38mins
今や“フランスのインディ・ポップ”と言われて思い浮かべるバンドといえば、このWatoo Watooでしょう。Radio Khatoumm、BlackbeanなどのUSレーベルからも既にリリース済で、なにかと人気者な彼らですが、今回はナント、日本が誇るインディ・ポップ・レーベルであるクローバーさんから。フィンランドのCessnaを思わせるような爽やかインディ・ポップを皮切りに、キラメキ・ギターと鉄琴の音色がキュートな、Stereolabちっくな雰囲気も有りの、Red Sleeping Beautyばりにロリータ女の子vo.の魅力が発揮された、ハモンド・グルーブにも挑戦したりなどなど、アレンジも多彩でとってもチャーミングな全13曲は聴きごたえバッチリ!とにかく眩しい位にギターがキラキラ輝いているし、Autour de lucieみたいなフランスのバンドならではの美意識とアンニュイな香りも漂ってきてサイコーです! (Cookie Scene 2001.3松本淑子)
結成4年目、フランス人夫婦ユニットの2枚目。か細い女声が、春の日の紋白蝶の如く漂い舞う、フレンチ・ギター・ポップ。夫のギターが、野原を駆け回る。無邪気にスミスに頬ずりしたり、何気にベルベッツを口に含んだり。膝を組んでベルセバにウインクしたり。いたって抗菌防臭状態。低カロリーのフルーツ・タルト。気だるい午後のレム睡眠。綻ぶ事無く、どうぞ快適な余暇にでも、と、気概皆無の声が響く。あくまで嗜好の問題だけんども。世界先行発売。ボーナス2曲。 (Cross Beat 2001.6 室 和之)