lips that taste of tears

lips that taste of tears ジャケット

アーティスト名

Trembling Blue Stars

リリース日
1998/3/21
extra
  • CD
  • CLCD-502
  • sold out
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コメントLicensed from Shinkansen Recordings

どこか切ない、でも優しい希望にあふれている。

Bobbyのソロ、1stアルバムにて綴られた恋人Annemariをヴォーカルに、The Field Miceでの旧友、Michaelをベースに迎えた2ndアルバム。メロディーを人一倍大切にしてきたからこそ生まれたエレクトリック・ミュージックへの叙情的試みを感じる作品。歌詞カード、小さなインタビュー付き。

  1. ALL I NEVER SAID
  2. HEADLIGHTS
  3. NEVER LOVED YOU MORE
  4. THE RAINBOW
  5. MADE FOR EACH OTHER
  6. LETTER NEVER SENT
  7. I’M TIRED, I’VE TRIED
  8. YOU’VE DONE NOTHING WRONG REALLY
  9. 09.OLD PHOTOGRAPHS
  10. NEVER LOVED YOU MORE 2
  11. DESERVE
  12. CECILIA IN BLACK AND WHITE
  13. TAILSPIN
  14. FAREWELL TO FOREVER

Total: approx.60mins

レビュー

  1. 傷つきそうなまでの繊細さを、アコースティック基調のやさしいサウンドで打ち出していたサラ・レーベルが8年の活動に終止符をうって2年。オーナーが再び”シンカンセン”レコーディングとして動き始めた。これはサラにいたフィールド・マイスのボブを中心に結成されたバンドの2nd。当然のように、白昼夢のまどろみのような心地よい電子音ポップの世界が広がっている。新レーベルとしてより研ぎ澄まされた路線を開拓しようとしているようで、アンビエントなテクノ的要素も伺える。どん詰まりのような閉息感が今後どう発展していくのか楽しみ。 (What’s In? Es 1998.5 和田好史)

  2. ため息が出るくらい美しい「All I Never Said」で幕を開け、時にはアコースティックに、時にはエレポップにと、息もつかせぬ展開で最後まで聴かせる素晴らしい構成と素晴らしいメロディ。雲に乗っかって空を旅してるような気分にさせてくれる「The Rainbow」はアルバム中、異色でありながら、彼ら屈指の名曲。The Field Mice時代の作品とくらべても劣らないくらい素晴らしいアルバム。 (SunDiaL ryo kato)