romantico
800 cherries
- 1998/11/21
- extra
聴いたことのない、でもホッとするほど懐かしい不思議な音空間。
ミニ・アルバム「800 cherries」に続く2ndアルバム。アコースティック・ギターをメインに彼らならではの温かみのある電子音が絶妙にミックスされ、タイトル通りヨーロッパ・テイスト溢れるサウンドに仕上がっている。ジャケットはデジパック仕様。歌詞カード付き。
- painty paint pots
- romantico
- rainy poppy field
- b.b.v.u. (give me give me)
- planc-tone
- through
- la pa ti ta
- honeydew blue
- frozen (snow, snow, snow)
- everybody knows ‘98
- ~ aoringo
- here she comes now [cover of The Velvet Underground’s song]
Total: approx.36mins
ポップ・ユニット800 cherriesの通算3作目に当たるアルバム「romantico」が発売された。彼らは、1995年にアルバム「piccolo」でデビューしてから、コンスタントにクオリティーの高い作品を発表し続けており、ささやくような女性ボーカルがとても魅力的なグループだ。本作ではシンセサイザーを多用したアンビエントな曲から、ライトなバンド・サウンドまで幅広いアレンジで聴かせる。全体的には、フレンチがかったムードと、英国流ポップ・センス、そしてニ-ノ・ロータにも通じる世界が入り交じっていて、なかなか得難い才能だ。(Sound & Recording Magazine 1999.2)
北の国からこんばんは。北海道は札幌から極上の宅録ポップが届いた。シンとした雪景色が目の前に浮かんでくるような、静かでしかも暖かみのあるサウンド! まさに寒い地方の、だけど暖かい室内で大切に育まれた音楽なんだなとじわり実感。カシオトーンを使ったりと、ピコピコした飛び道具をやんわりとオブラートに包んで使ってるのもオトナな感じで、長く愛せる1枚だ。ヴェルベット・アンダーグラウンドのカバーを1曲収録。 (Indies Magazine 1999.2 草野)