skip and make it flower
Red Go-Cart
- 1999/3/21
- extra
春のメロディーの中で寂しかったことは忘れてしまおう。
カセットテープ・リリース音源と表記無しのおまけ楽曲「early morning play ground」を含む新曲、そしてカヴァー曲も加え録り下ろした全12曲。キャッチーな3分間ポップ中心で、おもわずハミングしてしまうような楽しいアルバム。ジャケットはデジパック仕様。ファンジン・ライター内長久子による解説付き。
- chime
- very dearly
- simple question
- gallop slope
- perfume
- my bicycle!
- be like you
- last live in the boat house
- clutch snow chicks
- hummingbird [cover of Moving Pictures’ song]
- heartstrings
Total: approx.40mins
これはもう待ち望んでいた人がほんと多いんじゃないかなあと思うんだけど。わたしもその一人だし。ってことで待望のアルバムがClover Recordsから出ました。これまでリリースしてきたRed Go-Cartの集大成がまさにこれ。1曲からさっそうと駆け抜けていく赤いゴーカートのように爽やかな風を切ってくれます。そのままスキップしてどっかいこーよーって。そんな感じ。重なりあったトモミさんのボーカルや一人掛け合いはライブでは聴けないから、形になったRed Go-Cartの音楽は大好き。(もちろんライブはCDでは味わうことできないパワフルな感じが最高だけど)スピード感溢れる曲の合間のひと休みに5曲目の「perfume」はいい感じ。編集もすごくまとまっているなあと感じたし、たくさんの素敵な音楽を聴いて刺激を受けているのがよくわかる。これを聴けばRed Go-Cartがこれからもかっこいい音楽を聴かせてくれるんだろうってワクワクしてくる。 (2pico tomomi)
00 cherriesなどを輩出したClover RecordsよりRed Go-Cart「skip and make it flower」がリリースされた。彼らは一躍注目を浴びたコンピレーション「pop jingu vol.1」に参加し、話題になったグループだ。疾走感溢れるギター、シンプルなアレンジ、多用されるコーラス、それになんと言ってもボーカルのウスイトモミの声が気持ちいい。曲はとってもハッピーでチャームフル。繰り返し聴いても飽きない、ある種不思議な曲だ。タンバリンなどの身近にあるパーカッションを使って、演奏や録音をしているのも新鮮で良い。 (Sound & Recording Magazine 1999.6)