subtle song
Pervenche
- 2001/6/10
- extra
何でもない風景だけど、ここにだけ流れる空気が確かにある。
レーベル立ち上げ当初から存在し、あらゆる変化を経てようやく形となってきたところで、やっとのこと仕上がった1stアルバム。静かな情熱が込められた“歌モノ”がふんわりと存在。The Cat’s Miaow のBart Cummingsがギターで1曲参加。歌詞カード付き。
Total: approx.32mins
タイトル通り、まさしくサブトルな歌の数々。それは脆弱なイメージよりもむしろ、アーシーな拡がりさえ感じられるペルヴァンシュのニュ-・アルバム。アコースティック・ギターのコード・チェンジ。その心地よさと、背景を移ろう、例えば自由に泣いてみせるハーモニカやサックスだとか、そういった部分の凛とした美意識に、口数の少なさゆえの力強さを感じる仕上がり。切実な1枚です。 (Map Issue #2, 2001.Summer 福田教雄)
関係ないでしょ?って気分。もしくはleave me aloneな昼下がり。だけど、それは拒絶ではない。仄かな体温と、内に秘めた生命力が伝わってくる。 前身バンド時代も含めれば、活動開始から6年目にして始めてのアルバム。Smileyのメンバーとナゾのドラマーを従えた中核のふたり(女性ヴォーカリストと男性ギタリスト)はクローバー・レーベルの運営者でもある。マジー・スター、フィールド・マイス、そしてアイダという名前にピンときたら、 ペルヴァンシュ。 (Cookie Scene 2001.5伊藤英嗣)